配 給:20世紀フォックス
監 督:ショーン・レヴィ
出演者:
ベン・スティラー
ロビン・ウィリアムズ
エイミー・アダムス
オーウェン・ウィルソン
公開日:2009年5月22日(米国)2009年8月12日(日本)
個人的評価:★★★★☆ (4.0)
・ストーリー
アメリカ自然史博物館での騒動から2年後。同館は改装のために休館となり、居場所のなくなった展示物たちはスミソニアン博物館の地下保管庫に保管されることに。
自然史博物館から運ばれてきた展示物たちは、自然史博物館に残されるはずだった魔法の石版がデクスターのいたずらでスミソニアンに運ばれたため、夜になると魔法の力で動き出すが、魔法の力がスミソニアンの展示物にまで命を吹き込んでしまったことから博物館内は大騒ぎになってしまう。
警備員だったラリー(ベン・スティラー)は独立して会社を経営していた。そこに展示物のジェデダイア(オーウェン・ウィルソン)からの助けを求める電話を受け、再び博物館へと足を運ぶのだが…。
・私の評価
いやぁ~、やられましたネ^^
前作があまりにも面白く、完結した感があったので正直言って続編ってどうよ…と思ってました。どんな良作でも二作目となるとハードルが上がってしまい、期待はずれになってしまう事が多いものですから(これまで続編で満足した作品と言えば、マイケル・J・フォックス主演の「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズやトミー・リー・ジョーンズ&ウィル・スミスの「メン・イン・ブラック」シリーズぐらいのものですからねぇ^^)。
しかし、今回の本作は見事に「期待を裏切る面白さ」!舞台はこじんまりとした自然史博物館から巨大なスミソニアン博物館へと移ったのですが、そこは絵画や写真、飛行機やらロケットなど様々な展示物があり、それがもろもろ深夜に動き出すのでビックリ!!
1932年に大西洋単独横断飛行に成功した世界初の女性パイロットで好奇心旺盛・トラブル大好きなアメリア(エイミー・アダムス)とラリーの淡い恋模様も微笑ましい(エイミーは展示物なので実らぬ恋なのですが、物語終盤には心温まるエピソードも^^)。
この他、主人公のラリーが何故か戦いの達人になっていたり、巨大なリンカーン像が暴れまわったりドでかいタコが実は従順だったりと、一言では言い表せない面白さ満載の作品に仕上がっています^^。
特にラリーと前作で登場した自然史博物館の仲間たち、スミソニアン博物館での新しい仲間達と共に悪に立ち向かうシーンは圧巻で、何故か涙が出てきてしまいました(笑)
ラストシーンのハッピーエンドまで飽きる事無く楽しめる本作は、ご家族での鑑賞にもおススメです(チョイと歴史の勉強にも役立つかも^^)。
早速三作目「ナイト ミュージアム/エジプト王の秘密 」もレンタルしてこなきゃ♪
追伸:
今回も前作同様エンドロール時にオマケエピソードが流れます。短いながらも結構深い内容ですので、お見逃しなく(笑)