テレビドラマのエンディングに披露されるダンスについて
今回は映画ではなくテレビドラマのエンディングについて私の思いを書き綴りたいと思います。
近年、巷ではテレビドラマのエンディングで出演者によるダンスが話題になっています。
例えば、最近ではTBS系のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」では主演・新垣結衣らを始め主要キャストによる”恋ダンス”。少し前ではフジテレビ系「マルモのおきて」で一躍大ヒットした芦田愛菜・鈴木福による「マル・マル・モリ・モリ」はまだ記憶に新しいところでしょう。
また、テレビ朝日系「グ・ラ・メ! ~総理の料理番~」では剛力彩芽を始めその他出演陣とのダンス、日本テレビ系「女王の教室」ではEXILEの主題歌にのせて主演の天海祐希が笑顔で軽快なダンスを披露(劇中の「鬼教師」役がぶっ飛んでしまうくらいの笑顔でしたね(笑))。
この他、2015年放送のフジテレビ系「問題のあるレストラン」では真木よう子や二階堂ふみ、高畑充希らが調理器具を使った「CUPS」というダンスを披露して話題に。
古いところでは2012年放送のテレビ朝日系ドラマ「都市伝説の女」で主演の長澤まさみや共演の竹中直人、溝端淳平らと共にダンスを披露していたのも楽しめましたね(しかも、あの「Perfume」の曲でですョ!)。
これらのダンスに共通するところは「キャッチーでシンプルな振り付け」。一部にテクニックが必要なものもありましたが、大体は真似しやすく、視聴者が自ら踊って動画サイトなどにアップする事が流行ったりする事でドラマの視聴率アップに貢献していたとも言えるでしょう(これが制作者側の主な狙いでは!?と思います)。
ですが、私の楽しみ方はまた別のところにあります。
劇中ではシリアスな役柄であったり、いがみ合う者同士、追う者と追われる者、破局したカップル、亡くなってしまう役。その全ての出演者が最後には皆で手を取り合って笑顔でダンスする姿を観て「オールOK!!終わり良ければ全て良し!」みたいなハッピーな気持ちになるのが楽しみなんですね。
制作スタッフまで総登場して盛り上がるものに至っては、「こんな楽しいドラマを創ってくれた皆サン、ありがとう!!」って鳥肌が立ちそうなぐらい嬉しくなってしまいます。
また、最近では少なくなりましたがエンディングと共に流れる「NGシーン」!
作品の内容がシリアスだったり、派手なアクションがあったりする作品だったりすると尚更「ホッコリ」してしまいます。本番で完璧なアクションやカッコいい振る舞いを見せる役者さん達の少し「抜けた」一面が観られると、親近感を覚えて応援したくなっちゃいます。
昔のジャッキー・チェンのカンフー映画のエンディングなんか最高だったなぁ~(笑)
皆さんも独自の視点で映画を楽しんでみては如何でしょうか。