洋楽と邦楽

私は基本的に洋楽、その中でもとりわけ「HIP HOP」「R&B」「EDM(Electronic Dance Music)」「Rock」「Jazz」等が好み(詳しい訳ではないですョ(汗))。

’70年代~現在まで、新旧問わず素晴らしいと思えるものなら何でも聴いてきた(つもりです)。

洋楽に興味が持てない方の中には「歌詞の意味が分からないから心に入ってこない」という意見をお持ちの方もいらっしゃる事でしょう。

私の場合は真逆で、歌詞の内容はあまり気にしない。それは歌詞も一つの「音」「楽器」として聴くため、歌詞の内容がダイレクトに入ってきてしまうと「曲」を「音楽として」楽しめなくなってしまうからです。

私自身、英語が喋れる訳ではないので(特に歌詞の内容が気になった曲、口ずさみたい曲等に関しては)聴きとりづらい部分は後から歌詞のスペルや意味を調べたりする事はありますが、基本的に聴いてる間は気にならない(と言うよりも「音楽」として楽しめる)。

特にラップ系の楽曲は、声質と間合いの取り方、韻(いん)の踏み方で大分気持ちよさが変わってきます。

ちなみに、一度ネイティブな英語が話せる友人に洋楽ラップの歌詞の意味を尋ねた事があったのですが、多くのそれは「特に意味はなく、単に韻(いん)を気持ちよく踏むためだけの歌詞」「下品な言葉」「暴力的」など、半ば翻訳した内容も教えたくない程だったようです(笑)

ですが、歌詞の内容が分からなくても曲全体の構成を五感で聴いて「カッコいい~ッ><」と鳥肌が立って涙するものも数多くあります。

もちろん、日本の楽曲(歌謡曲・ロック・ラップ・演歌・民謡など)にも独特の「情緒」や「文化」が感じられる素晴らしいものが多く感じられます。

特に歌詞の内容においては洋楽と比べてもダントツに優れており、現実的な表現から抽象的なそれまで、場面が想像でき且つ感情移入してしまう程です。

そして現在、日本の楽曲は洋楽のロック・R&B・ラップ・レゲエ・ジャズなどの要素をうまく取り入れ(というよりも「融合」!?)、「カッコいいオケ」に「素晴らしい歌詞」のものも多く見受けられるようになりましたね。

ジャズやヒュージョン・ブルース・ロックなどのジャンルでは古くから地位を確立し、世界で称賛を受けている日本人アーティストも多数います。

が、R&Bやラップ・レゲエなどのジャンルについては日本人が歌う事が認知される様になったのは、つい最近の事の様に思えます。そして近年においては、ここにきて洋楽ライクな邦楽のレベルの高さが目覚ましい。

近頃はJ-POPやJ-PAPを聴いている時に「あ!この曲は洋楽R&Bの○○へのオマージュだ!やるぅ~♪」とか「この曲は海外でも絶対ウケる!」などと一人でテンションが上がっている事もしばしばあります。

私の場合、子供の頃から洋楽に聴き入り、その入り口から「あれ!?邦楽のR&Bやラップ、ロックも楽しいじゃん♪」となって段々と歌謡曲(懐メロ含む)まで聴きこむ事に^^。

…まぁ、色々と話が脱線してしまいましたが、私が言いたかった事は「こだわりを持たずに色々な国やジャンルの音楽を聴けば世界が広がりますョ^^」…という事だと思います(何のコッチャ><)。

「最近、面白い曲が無いなぁ~」と感じている方への一助ともなれば幸いですm(_ _)m