出  演:
マイケル・ナイト・・・・デビッド・ハッセルホフ(吹替:佐々木 功)
ナイト2000(K.I.T.T.)・・ ウィリアム・ダニエルズ(吹替:野島 昭生)
デボン・シャイヤー・・・エドワード・マルヘアー(吹替:中村 正)

個人的評価★★★☆☆ (3.0)

・ストーリー

敏腕刑事マイケル・ロング(デビッド・ハッセルホフ)は、ある産業スパイ一味を追跡中に内通者に同僚をやられ、自らもまた凶弾に倒れた。だがマイケルは、ナイト財団により命を救われ、その身分も新たにマイケル・ナイトとなる。そして、病魔に冒され他界した養父ウィルトンの遺志を継ぎ、密かに財団が開発していたスーパーカー「ナイト2000」とともに、世の中の不正や巨悪と戦うことになった。

・私の評価

「ナイトライダー。陰謀と破壊と犯罪の渦巻く現代に蘇る正義の騎士…。巨大な悪に立ち向かう現代の騎士、ナイトライダー。今日、彼を待ち受ける者は、果たして、誰か」というナレーションと印象的なテーマ曲で当時人気を博したアクション・ドラマシリーズ。特にテーマ曲は(当時としては)エロクトロっぽさ・テクノっぽさの斬新さがウケ、後にヒップ・ホップソング系楽曲のサンプリングソースとして使用されまくる等、世代を超えた知名度の高さが有名な作品です。

内容自体は、1980年代当時のアクション・ドラマ作品に有りがちと言えば、そういう作品。

主人公であるマイケル・ナイト(デビッド・ハッセルホフ)が、愛車(相棒)である人工知能(K.I.T.T.)が内臓されたスーパーカー・ナイト2000と共に、数々の事件を解決していくという物語です。

実質的に作品全体の流れとしては、人工知能「K.I.T.T.」を搭載したスーパーカー「ナイト2000」と、主人公でイケメンのマイケル・ナイトとのやりとりが中心となります。

当時の世相も反映しているかも知れませんが、全体的に「難しく考えさせられるシーン」「残虐なシーン」が少なく、「ハッピーな結末」「恋愛シーン」が基本な作品かと(^^)

この時期のテレビドラマって、無難な「ラブ・コメディ」「ヒューマン・ドラマ」「危機一髪系ドラマ」が多かった気がします。”危機一髪”な場面があっても、最後には「何とかなってるサ」的な(^^)

…これって、決して批判してる訳では無く、こういう作品は時代を問わず(私的には)必要だと思っています。

…チョイと昔的な作品で、今の若い人には「古ッ!!」って感じてしまう作品かも知れませんが、最近の激複雑設定のテレビドラマに疲れてしまっている皆様、一度こういった古いテレビドラマシリーズや映画に触れてみるのも良い癒しになるかも知れませんよ(^o^)

実生活自体が人間関係や仕事のトラブル…複雑な方も多いのですから、テレビドラマや映画を楽しむ時ぐらいは「非現実的」の「出来過ぎた世界」であっても良いのではないかと思いますネ(^-^)

追記:

「ナイト2000」のベースとなったのは米国・ポンティアック社のトランザムの第3世代モデル車。当時は本番組がきっかけとなり爆発的な人気になったとか。受注の際にナイト2000と同じ外観のカスタムを依頼する顧客が殺到したそうですネ(笑)